サステナブル商品が抱える「値段が高くて売れにくい」問題をどう解決するか?

サステナブルな商品をつくっている企業から、「値段が高いせいで買ってもらえない」という声を聞くことがよくあります。素材の選定や生産工程で環境や社会への配慮を行う以上、通常よりもコストがかかり、どうしても価格が上がりがちです。熱心に応援してくださる方がいても、いざ購入となると「少し高めだな」という印象を持たれ、販売数が伸びないケースは少なくありません。

実際、サーキュラーエコノミーを推進していく中でのボトルネックは、ここにあります。最終製品が売れないことには、手前の再生材やサステナブル素材市場にも影響が出てきてしまい、手前の商流で経済合理性が成り立たなくなってしまうのです。

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