日用品の容器の資源循環をめざす「みんなでボトルリサイクルプロジェクト」に弊社のトレーサビリティシステムを提供

株式会社digglue(ディグル)は、日用品の容器の資源循環をめざす「みんなでボトルリサイクルプロジェクト」において、弊社の開発するトレーサビリティシステムを提供しています。

本プロジェクトは、東京都の「令和3年度 革新的技術・ビジネスモデル推進プロジェクト(※1)」に採択されており、自治体と大手日用品メーカー4社が連携して、ボトル容器の水平リサイクル技術(※2)の検証に取り組むものです。

※1: 「令和3年度 革新的技術・ビジネスモデル推進プロジェクト」の詳細は以下をご覧ください。https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/05/17/12.html
※2: 使用済製品を原料として用いて、同一種類の製品を製造するリサイクルのこと。

日用品の容器の資源循環をめざす「みんなでボトルリサイクルプロジェクト」について

「みんなでボトルリサイクルプロジェクト」概要は以下の通りです(東京都の報道発表資より)。

事業主体:
花王株式会社、P&Gジャパン合同会社、ユニリーバ・ジャパン、ライオン株式会社

参画企業:
ヴェオリア・ジェネッツ株式会社

事業内容:
家庭から出る日用品の使用済みボトルや詰め替えパウチ容器等を東大和市の公共施設等に設置する回収ボックスで回収し、ボトル容器から再びボトル容器に戻す水平リサイクル技術の検証に、大手日用品メーカー4社が連携して取り組む。(令和3年6月1日から実施中の事業を順次拡大予定)

図1. 回収ボックスイメージ

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/12/13/01.html より

トレーサビリティシステム概要

リサイクル推進に合わせて、弊社のトレーサビリティシステムにてリサイクル材の流通情報をデジタル化することで、可視化・分析・情報共有が効率的にできるようになります。可視化された情報をもとに、効率的な回収プロセスの検討やリサイクルの活用に向けた検討などを行うことを想定しています。

「みんなでボトルリサイクルプロジェクト」においても、回収地点や回収日、素材(PEやPETなど)の内訳などが可視化されています。

図2. システムイメージ

今後の展開

「みんなでボトルリサイクルプロジェクト」は、東京都東大和市での実施を皮切りに今後も順次拡大、発展していく予定です。弊社としては、本プロジェクトに協力するとともに、リサイクル材のサプライチェーンの見える化や、需給のマッチングなどを通じた「循環型経済(サーキュラーエコノミー)」の実現に向け、サービス開発を進めていきます。

サーキュラーエコノミーに関する弊社の考え方と取り組みについてはこちらのページをご覧ください。

弊社サービス・システムに関するお問い合わせ

株式会社digglue
広報担当:原 伶磨
メール:info@dgglue.com

関連資料

本取り組みについてはメディアでも報じられています。関連情報としては以下をご覧ください。

使用済みプラ容器を回収してリサイクル、東大和市とユニリーバ・ジャパン
ユニリーバ、花王 日用品ボトルリサイクルにP&Gとライオンが参画

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